“ネット記事での「働かないおじさん」「子ども部屋おじさん」ワードの多用…おじさん叩きが死ぬほどバズり、読み手もファクトを気にしない理由”を読んで-Vol.3

おじさんコラム
ネット記事での「働かないおじさん」「子ども部屋おじさん」ワードの多用…おじさん叩きが死ぬほどバズり、読み手もファクトを気にしない理由(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース
私は書籍でも記事でもインタビューでも同じことをずっといい続けているが、未婚化や少子化の要因というものは決して「個人の価値観の問題」などではない。経済環境や職場環境含めた社会構造上の環境問題である。価
概 要

この記事は、未婚化や少子化の要因を、人間の価値観の問題ではなく、社会構造の問題とする視点を示し、それを受け入れ難い人々が特定の対象を責任者に仕立て上げる心理を分析しています。

未婚化や少子化は、個々の価値観の変化よりも社会構造の変化、特に経済や職場環境などによるものと指摘します。しかし、人々は社会構造という抽象的な理由よりも、具体的な誰かの責任にしたいという心理があると説明します。特定の敵を作り、それに対抗することでコミュニティの結束を強化する、という古来からの人間の行動パターンを引き合いに出しています。

外部に適当な敵が見つからない場合、内部から敵を作り出すことで結束を図る、という現象を指摘。例えば、「子ども部屋おじさん」を少子化や未婚化の原因の矢面に立たせ、彼らを叩くことで一部の人々が安心感を得ていると述べています。これを中世ヨーロッパの「魔女狩り」に喩え、敵がいれば何でも叩くという人間の心理を批判しています。

実際には未婚化の原因が「子ども部屋おじさん」にあるわけではないと指摘し、事実を無視して責任を押し付ける行為を批判します。確証バイアスという心理現象を引き合いに出し、人々が自分たちの見たい現実しか認識しないという問題点を提起します。その上で、このようなバイアスを持つこと自体は避けられないが、事実を隠ぺいしたり捻じ曲げたりして自説を通そうとする行為は控えるべきだと述べ、特定の属性の責任に問題を押し付けることが差別につながる危険性を警告しています。

オジ
オジ

おいおい、これはちょっと待てよって思わせる話だね。まあおじさんだからって、何でもかんでもおじさんが悪いってわけじゃないだろう?

 

まずね、未婚化や少子化、これって確かに深刻な社会問題だけど、その原因がおじさんにあるとか、おじさんの心配事だって言われても、ちょっと待てって感じだよな。いつの間におじさんが社会の敵にされてしまったんだ?なんでおじさんが全ての問題を背負わないといけないんだ?

 

一つ言えることは、おじさんたちはただただ生きてるだけだぞ。自分の価値観に基づいて、自分なりに一生懸命に生きているだけだ。それを叩くのは、ちょっと違うとおじさんは思うんだよね。

 

それに、社会の問題を指摘することは大切だけど、それを個々の人間、特定のグループの責任にするのはどうかな。本当に問題解決につながるのかな。そう考えると、おじさんだけが叩かれるのはちょっと理不尽だと思うんだよね。

 オジ(おじさん)休憩オジ(おじさん)ちょっと休憩
オジ
オジ

たしかにおじさんたちも完璧じゃない。でもさ、それってみんな一緒じゃない?完璧な人間なんているわけないじゃないか。みんながみんなおじさんのように何かしら問題を抱えて生きているんだから、そこを叩くのはフェアじゃないと思うぞ。

 

おじさんだって人間だ。結婚するもしないも、子供を作るも作らないも、全てはその人が決めることだろう?それを叩く理由にはならないとおじさんは思うよ。それに、社会の問題を一部の人々の責任にするって、それこそが社会の問題じゃないの?

 

おじさんから見ても、これはちょっと考え方を変える時期かもしれないね。みんながみんなおじさんの考え方を理解する必要はないけど、せめておじさんたちをもっとフェアに見てほしいな。そんな風におじさんは思ってるよ。

 

お元気で!!

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