「マスク拒否おじさん」の行動にオジ(おじさん)は困惑。機内での過激な行動に疑問符

• 「マスク拒否おじさん」が2020年、LCC機内でマスク着用を拒否。
• 客室乗務員に暴行を加え、業務妨害が発生。
• 一審で有罪判決、被告が控訴するも大阪高裁が棄却。
• 裁判長に詰め寄るなど、被告は判決に強く反発。

▼オジコメントを見る

2020年、あるLCC（格安航空会社）の機内で、マスク着用を巡るトラブルが発生しました。この事件では、客室乗務員に対する暴行や、乗務員や機長の業務妨害が問題となり、一審で有罪判決が下された被告が控訴しましたが、大阪高裁は控訴を棄却しました。

事件の経緯は次の通りです。2020年9月、被告はLCCの航空機を利用していましたが、客室乗務員からのマスク着用の要請を拒否しました。これが他の乗客との口論に発展し、被告は客室乗務員に対して他の乗客に謝罪を要求しました。乗務員と機長がこの要求を断った後、被告は大声で発言を続け、乗務員に対して暴行を加えました。これにより、機長は飛行機を新潟空港に緊急着陸させる決断をしました。

一審では、威力業務妨害、暴行、航空法違反の各罪が認定され、被告に懲役2年、執行猶予4年の判決が下されました。被告は無罪を主張し、控訴しましたが、大阪高裁は「航空機では安全確保の必要性が高い」として、一審の判決を支持しました。

判決言い渡し後、被告は証言台の前の席から立ち上がり、「司法を歪める裁判長はおかしい！法壇から下りなさい！」と裁判長に詰め寄りました。この行動は、被告の強い不満と抗議の意を示すものでした。被告は「レベルの低い判決」と批判し、上告を検討する意向を示しました。この事件は、航空機内でのマスク着用の重要性と、乗務員の業務を妨害する行為の深刻さを浮き彫りにしました。