嘱託殺人事件から見る医師の倫理と法律。オジ(おじさん)が考える難病患者への尊重とは何か

裁判ニュース

記事は京都市で起こった、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALSを患っていた女性本人からの依頼で殺害した事件について説明しています。

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※オジコメントとは、さん付けされないおじさん(当管理人)がコメントした文章です。
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このニュースのポイント
  • 4年前、ALS患者の女性が自身の殺害を2人の元医師に依頼。
  • 男性(A)被告は共犯者から事前情報を得ていなかったと主張し、無罪を訴える。
  • 男性(A)被告は男性(B)被告が液体を注入するのを目撃、その詳細について問いただした。
  • 次回の裁判は2023年10月17日に予定されており、結審予定。

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このニュースの概要

京都市で起こった嘱託殺人事件について、4年前、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」を患っていた林優里さん(当時51歳)は、男性(A)元医師(46歳)と男性(B)元医師(45歳)に自身の殺害を依頼したとされています。彼女は彼らに薬物を投与させ、その結果死亡しました。

しかし、裁判中の男性(A)被告は自身の無罪を主張しています。彼は共犯であるとされる男性(B)被告から何をするか事前に聞かされていなかったと証言し、殺害の共謀も実行もしていないと主張しました。彼はまた、林さんが自分自身の尊厳を達成したと考えていると述べ、彼女の死に関与したことについては謝罪しました。

男性(A)被告はさらに、男性(B)被告が林さんに何らかの液体を注入しているのを見たが、その詳細を尋ねたとき、男性(B)被告は「朝には呼吸が止まって主治医が自然死と判断する。君が心配することはない」と返答したと主張しました。

次回の裁判は2023年10月17日に予定されており、この日に結審する予定です。


オジズドントクライ オジコメント

オジ(おじさん)
オジ(おじさん)

この記事を読んで、オジ(おじさん)として何とも言えない感情が湧き上がってくるよ。確かに、難病であるALSに苦しむ患者の気持ち、本人の意思を尊重することの大切さは理解できる。そのために医療の現場で患者中心のケアが求められているのは知ってるよ。だけどさ、それを理由に法律を犯す行為に手を染めるなんて、どう考えてもおかしいよな。

 

医師は、人の生命を預かる大切な職業だ。その職業に就くことで、それなりの尊重を受ける反面、その分だけ重い責任を負わなくてはならない。特に、患者の生死に直接関わる決断を下すときには、その責任は一層重くなるんだ。オジ(おじさん)から言わせてもらうと、そこで自己の感情に流されることなく、冷静な判断を下すことが求められるんじゃないかと思う。

 

それに、男性(A)被告が「何をするか事前に聞かされていなかったので全く納得がいきません」と主張してるけど、それは彼自身の責任逃れにしか思えない。自分の行動がどんな結果を招くのか、それを理解しないで行動するなんて、医師としてどうなんだろうね。何も知らずに行動するなんて、それ自体が医師としての尊厳を汚す行為だと、オジ(おじさん)は思うな。

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オジ(おじさん)
オジ(おじさん)

「林さんとしてはみずからの尊厳を達成したと思います」って言ってるけど、自分たちの行為がどれほど重大な犯罪であるか、彼らは理解しているのだろうか。法律を無視するような行為をして、どんな尊厳があると言えるんだろう。法律を守ること、それが社会的な秩序を守ることに繋がるんだ。それを踏みにじるような行為をした人間が医師として尊厳を語る資格はないよ。

 

それに、この事件を受けて、これからどうすべきか考えるべきだろう。人の生と死を左右する医師たる者は、法律と倫理を超えて、自分の信念や感情を尊重し、行動すべきだとオジ(おじさん)は思うよ。そして、医療の世界全体が、そのような考え方を共有し、患者の尊厳と安全を守るために最善を尽くすべきだと思う。それがオジ(おじさん)から見た真の医療の姿なんだよね。

 

お元気で!!

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