
「テレビ千鳥」で千鳥の大悟がファッションブランド「John Lawrence Sullivan(ジョン ローレンス サリバン)」のデニムジーンズをネタにしたことが波紋を呼んでいます。大悟は独特なデザインのデニムを下品に表現しました。これに対し、同ブランドのデザイナー、柳川荒士氏がインスタグラムで怒りを表明。「何年もの時間を費やし育ててきたデニムジーンズが、テレビ番組でこのような扱い方をされた事が残念」とし、「創設から20年、妥協することなく築き上げてきたブランドイメージを、自分達の笑いの為に一瞬で踏み躙られた事が本当に悔しい」とコメントしました。この投稿には300件以上のコメントが寄せられ、賛否両論が見られました。

ああ、またこういう話だね。なんていうか、まあ、見方によっちゃ笑えるけど、背後にあるものを考えるとなんとも複雑な気分だよ。あのデニム、一見するとちょっと変わってるよね。おじさんには似合わないデザインかな。
でも、それがデザイナーの柳川氏のこだわりで、何年もの時間と労力をかけて作り上げたものなんだよ。
それがテレビで、しかもお笑いの一環としてああいう風に扱われると、デザイナーとしてはどう感じるか、想像するだけで胸が痛むよ。20年間一貫して品質にこだわり、ブランドを築き上げてきた人の苦労を、一瞬で笑いのネタにされるなんて。
でもね、これもまた表現の自由の範疇かもしれない。お笑いというのは、時には社会の風刺であったり、既存の価値観を逆手に取ったりするものだからね。それを千鳥の二人がやったということで、否定はできないんだ。

だけど、一方で、ブランドや商品に対する尊重も大切だと思うよ。デザインは、その作り手の思いが詰まっている。それを軽んじることなく、適切に扱うべきだと思う。
それに、視聴者としてもおじさんとしても、ああいうネタを見て笑えるかどうかは、人それぞれだよね。おじさんは番組を見たとき正直笑ってしまった。好みの問題だけでなく、笑いに対する価値観の違いもある。私たち消費者がどう感じるか、それも大切な要素だと思うんだ。
だから、こういう事例を見ると、お笑いも難しいな、と思うよ。ネタにするものを選ぶ難しさ、それに対する反応の多様性。それと同時に、作り手の苦労と、それを理解する難しさ。
まあ、結局のところ、笑いは人を幸せにするものだから、それが一番大切なんだけどね。だけど、そのために他人の努力を軽んじることは避けたい。それがおじさんの考えだよ。
お元気で!!